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2005/03/30

「雲の上からの手紙」

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これは、世界各国のAir Mailの封筒を集めた本です。
文房具屋さんで売っているものではなく、
すべてその航空機が初就航する際に、
ファーストクラスの乗客が記念にもらえる封筒のコレクション。

世界各国で個性が違ったり、
もちろん航空会社によってもさまざま。
就航先のイメージをモチーフにしているものもあります。
どれもデザイン的なセンスや味があり、
何かの封筒やパッケージづくりにインスピレーションを与えるかもしれません。

ちなみに、一般のAir Mailの縁にあるトリコロールカラーの縁は、
航空便だけでにしか使えないと国際的に決められていたり、
日本では郵便ポストは赤だけど、フランスは黄色だったり、さらに、
日本の〒マークは、郵便の前進の逓信(ていしん)の頭文字の「T」に由来するなど、郵便に関する雑学も載っています。

発売元:ブルースインターアクションズ 価格:2200円

(大澤)

Posted by paradoxparadox on 3 月 30, 2005 at 01:17 午前 カテゴリー: ぶっくりちまくり | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/28

「プリンに醤油をかけるとウニの味になるんだって」 「え、フォントに〜?」

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いきなり面白いことを言ってすいません。
今週のちまくりのテーマは、フォント。
フリーなフォント素材集ですが、その数なんと583。

ふだん使っているフォントの数なんてたかが知れてますが、
フォントは表現にとってかなり重要です。

これがあれば、もっと表現の幅が広がるかも。
簡単なロゴづくりにも役立ちそうです。
ディレクションの際などにも、
もっとキャッチのニュアンスを伝えるにはどんなフォントがふさわしいか、
役に立つんじゃないかと思います。(ただし、漢字は使えません)

発売元:徳間書店 価格:1480円(CD-ROM付き)

(大澤)

Posted by paradoxparadox on 3 月 28, 2005 at 05:30 午後 カテゴリー: ぶっくりちまくり | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/23

moetan

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萌え系が世の中を席巻している。なんでも萌ってしまえば売り上がってしまうのか。今回紹介した「moetan」の他にも、秋葉原を中心に紹介された「萌えるるぶ」なんてのもある。「moetan」も英単語帳としては脅威の20万冊を販売し、潜在的な萌え系の多さに驚かされる。今やもうヒット商品は萌の助力なくしてはありえないのか。そこにニュープロダクトのヒントがあったりして。

Posted by 梅田武志 on 3 月 23, 2005 at 02:33 午後 カテゴリー: ぶっくりちまくり | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/08

本日のクリラボ 13名

本日のクリラボは、
特別ゲスト、リクルートの山宮さんと、
グレイビートレインの横山さんが来社。

とくに、横山さんの斬新なアイディアに
パラドックスのみなさんも刺激を受けた
のではないでしょうか。

来週のちまくりはA班ですよ〜♪

ここでおさらい(・・)/
ちまくり
A班:鈴木、大澤、永友、岩並
B班:今野、布施、田島、梅田でつ。

よろしくおねがいします。

(いわなみ)

Posted by パラドックス・クリエイティブ on 3 月 8, 2005 at 11:32 午後 カテゴリー: クリラボ議事録 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/04

パラパラ漫画

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小学生の頃、授業中によくコレをやってました。
ノートの右端にハシゴを書いて、それを人が下から上に昇るような内容です。
担任からは、ノート提出のときにこっぴどく怒られましたが。

さて、これは毎週土曜夜19時からTBSで放送中の、
「爆笑問題のバク天!」から生まれた企画。
名前は、「爆笑問題のバク天!ぱらぱら日本昔ばなし」で、
本屋さんなどで売っています。

中には、パラパラ漫画が4冊入っています。
どれもネタが面白く、短編もあり、長編もあり、
しかも一流のイラストレーターが描いているのがいいですね。
また紙もぱらぱらめくるには丁度いい紙が使われていて、
大きさもちょうどいい具合です。

あー懐かしいなという感じですが、
クリラボ的には、本なのにキャラクターが動いて見える、
つまり、「二次元を三次元にみせる」ということを共有したいと思います。

発売元:宝島社 価格:980円(税込)

(大澤)

Posted by paradoxparadox on 3 月 4, 2005 at 03:02 午後 カテゴリー: ぶっくりちまくり | | コメント (0) | トラックバック (0)

育てるメッセージ その2

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前回掲載してから5日後に、見事発芽。
最初はなかなか土から出てこなかったのが、
あれよあれよという間に成長しました。
そして、種子には「がんばれ」と「スマイルマーク」の文字が。
育てながら何が出るのかを期待して待つ、というのは、
なかなか楽しいと思いました。

ちなみに、芽が出て1週間後にはもう20cmくらいに育ちました。
2〜3時間経つと、もうさっきより伸びているんです。
おそろしく成長が早いこのマメは3m近くにも育つそう。
がんばって育ててみようと思います。

なんだか植物を育てる楽しさを知った小学生の頃を思い出しました。
最近では、学研の付録がリメイクされたり、
子供時代を思い出させるおまけやフィギュアなんかも
いまの30〜40代の人にヒットしているようです。
パッケージは若者向けという感じですが、
意外といい年の大人たちにもウケるのかもしれません。

最後に、いちおうクリラボ的に考察してみると、
この商品は、「植物を育てる」+「メッセージ」という既存のモノの組み合わせ。
新しいというのは、その組み合わせが意外、かつ、きちんと成立していることでも
あるような気がしました。そして意外性が高ければ高いほど、
人を惹きつける力も増すのだと思います。

(大澤)

Posted by paradoxparadox on 3 月 4, 2005 at 02:19 午後 カテゴリー: ぶっくりちまくり | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/01

マッチング・ビジネス

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「ぼくを探しに」
シルヴァスタイン(米)著 1977年和訳初版発行

この作品に出会ったのは、とあるクリエイターエージェンシーの雑誌広告をプランしているときでした。働く人と職場のベストマッチがテーマで、それを表現するためのビジュアルアイディアとしてデザイナー淵氏から出てきたものです。
落書きのようなヘタウマなイラストで「パックマン」のような主人公が、自分にぴったりの欠片を探して旅をするというストーリー。シンプルなイラストがかえって想像を豊かにしてくれ、不思議と感情移入できてしまいます。満たされすぎると人は堕落してしまう、という現代社会へのアンチテーゼを感じます。

(タケシ)

Posted by paradoxparadox on 3 月 1, 2005 at 09:30 午後 カテゴリー: ぶっくりちまくり | | コメント (0) | トラックバック (0)

育てるメッセージ その1

玩具メーカーのタカラ社が出している商品。
みかんの缶詰と同じくらいのサイズの缶の中には、
土とナタマメという「ジャックと豆の木」のモデルになった
マメ科の植物の種が入っている。

それを5日間ほど育てると発芽し、現れたマメには、
レーザーで刻まれたメッセージが書かれているというもの。

これはいわば、新しいメッセージの伝達手段。
しかも、すぐにわかるのではなく、育てなくちゃわからない、
というところが新しく、楽しみながら育てることができる。

もらったものなので、そのマメには一体どんなメッセージが
書かれているのかは育ててみないとわからないが、
ちょっと楽しみではある(結果は次回へ続く)

発売元:株式会社タカラ 価格:714円(税込)

(大澤)

Posted by paradoxparadox on 3 月 1, 2005 at 08:15 午後 カテゴリー: ぶっくりちまくり | | コメント (0) | トラックバック (0)

昔からあるけれど、新しい。

モックンの妻、内田也哉子さん作の絵本。
デザイナー・イラストレーターは、ドラフトの渡邊良重さん。
昔からある素材、トレーシングペーパーを活かした絵本です。
同企画でカレンダーも発売していますが、
トレーシングペーパーを使う意味付けがより絵本で深まっています。
開いて行くと、前と後が透けて見えることで、想像力がかきたてられます。
実はこの話、良重さんから内田さんにアプローチしたとか。
昔からあるけれど、新しい使い方。勉強になります。

Posted by paradoxparadox on 3 月 1, 2005 at 07:54 午後 カテゴリー: クリエイター | | コメント (0) | トラックバック (0)

数字は魔法?

きっかけは、知り合いのデザイナーからの、
イベントのノベルティ

9point inc

というから、数字なのだろうけれど、
なんだか、暗示にかかったように数字に注目してしまうのです。

これぞ、数字マジック。
ここに、いくつかのサンプルを持ってきたのだけれど、
どれも、数字が上手く利用された広告です。

なぜ?

なぜ、数字に注目してしまうのか。
それは、数字はコトバと比べて曖昧でないからだと仮定してみます。

なるほど、コトバはどうにでも解釈できます。
しかし、そこに数字が加わると、リアリティを感じる。

オリヴェイラ、96才
例えば、求人広告は、まず給与、年齢(資格)、勤務地(徒歩0分)
などの具体的な数値に目をやるのが一般的。

そうか、広告に数字を意図的に織り込んでみよう。そうしたら、
普通以上に人々は説得されてしまうのではないかと思ったのでした。
最近の祐介君のABCホームの雑誌カラー2P。キャッチは、
4番も狙うABCホーム。
効果抜群だったようです。

(いわなみ)

Posted by パラドックス・クリエイティブ on 3 月 1, 2005 at 06:59 午後 カテゴリー: ぶっくりちまくり | | コメント (0) | トラックバック (0)