印刷ワンダーランド
最近よくパラドックスでみかけるおじさま「こだま印刷の桜田さん」が、表面加工印刷についてクリラボでレクチャーしてくれました。
表面加工というと、艶を出したりという技術がよく知られていると思います。だけど、それだけではないんです。ホログラム加工であったり、肌触りがしっとりとしたマット調やサテンにする加工だったり、表面が鏡のようになる加工だったり、印刷された面をこすると香りが出る加工だったり、表面が盛り上がる発砲加工だったり、表面をスクラッチできる加工だったり、抗菌されていたり、手の温度によって絵が浮かび上がってきたり、ホワイドボードになったり・・・!
表面加工技術って、まさに印刷のディズニーランド。次から次と、あらゆる技が繰り広げられていく感じ。
印刷とひとくくりに言っても、その奥は果てしなくひろーく、ふかーいのですね。パンフレットやツールを作る時に、こういうこともできるんだという知識を持っていれば、アイデアの幅も広がるし、たくさんのヒントがそこに埋まっているような気がしてわくわくします。
印刷の可能性に想いを馳せつつ、桜田さんから頂いたビールをおもむろに傾けつつ、表参道の夜は静かに過ぎてゆきました。
※ちなみにわたしは手の温度が低すぎて、いくらやってもその下にある絵を拝むことはできませんでした・・・。(いわあや)
Posted by paradoxparadox on 7 月 26, 2006 at 02:43 午後 カテゴリー: クリラボ議事録 | Permalink
この記事へのコメントは終了しました。
コメント