想像を創造する会社の創造物。

「クラフトエヴィング商會」という会社をご存知ですか?
ひとことで言えば「想像を創造する会社」です。
今回ご紹介するのはその中の一つの創造物である、
「じつは、わたくしこういうものです」という本。
これは、架空の職業を紹介した本。
例えば「果実鑑定士」。
実がなるまえの果樹を見て、いくつの実がなるかを鑑定する職業。
例えば「ひらめきランプ交換人」。
マンガなんかではひらめいたときにランプがピカーン!と光ますよね。
そのランプが古くなると、ひらめきにくくなる。
そんなときに新しい「ひらめきランプ」に交換してくれる職業。
といった具合です。
それぞれに、ちゃんとその職業の人が登場して、
仕事の内容やヤリガイ、難しさなどを語るという形式で書かれています。
暑い日に、クーラーの効いたカフェのソファーに腰掛けて、
暖かいコーヒーを飲みながら読みたい。そんな本です。
「クラフトエヴィング商會」では他にも、
「ないものあります」という本なんかも創造しています。
これは架空の商品の紹介本。
例えば「堪忍袋の緒」。
これが切れたときに取り替えるスペアを紹介しています。
例えば「転ばぬ先の杖」。
もっていると、転ばないんですって。
ちゃんと商品の写真もついているし、詳細なスペックもわかる。
へ~、これってこんな形してたんだぁ・・・なんて新たな発見があります。
こんな魅力的な想像を創造する「クラフトエヴィング商會」。
他にもいろいろ創造していますので、
是非一度お手にとってみてください。
きっと、少し幸せな気分になれますよ。
[くっつん]
Posted by paradoxparadox on 7 月 26, 2006 at 02:49 午後 カテゴリー: ぶっくりちまくり | Permalink | コメント (0)